京都祇園祭の前夜祭的なイベント「宵山」。
「宵山」では、美術館のように飾り付けられた「山鉾」が建ち並んでいます。
中には、乗れる(拝観)山鉾や、粽(お守り)などが購入できる山鉾もありますので、要チェックですよ~!
今回の記事では、山鉾が建ててある位置がわかる地図と、それぞれの山鉾の搭乗拝観時間や粽などのグッズ販売一覧をお届けします!
京都祇園祭の宵山の楽しみ方!前祭後祭の山鉾地図
宵山の楽しみ方を超わかりやすく言うと、
・華麗な「山鉾」の見物
・お祭り「屋台」で飲食 です。
この2つができれば、宵山を楽しんだと言えるでしょう。
ただし、後悔しないように見物するには、山鉾の地図と一覧(拝観・グッズ販売など)の下調べが必要です!
まずは、山鉾の地図を見ていきましょう!
前祭後祭「宵山」の山鉾地図
赤が前祭の山鉾で、23基あります。
青が後祭の山鉾で、10基です。
前祭のほうが人気があるのは、23基と10基の山鉾の数の差ですね。
また、宵山は前祭と後祭の2回開催されますが、屋台が出るのは前祭だけなのも、前祭が人気の理由です。
宵山と屋台が両方楽しめる日程
・7月15日
・7月16日
※毎年同じ日です。
さて次は、拝観で登れる山鉾や、粽(ちまき)などのグッズ販売についてなどをご案内します。
京都祇園祭の宵山の山鉾の特徴一覧!粽や拝観搭乗は?
京都祇園祭の宵山の山鉾の特徴一覧【前祭】
山鉾名 | 拝観搭乗 | 粽 | 他・授与品 |
---|---|---|---|
長刀鉾 | 7/13 13:00~ 粽等購入 ※女性は2階まで |
○(厄病除け) | 手拭・玩具長刀 |
函谷鉾 | 7/13 10:00~ 1000円 |
○ | 手拭・扇子・団扇など |
鶏鉾 | 7/13 10:00~ 500円又は粽等購入 |
○ | 拭・扇子など |
菊水鉾 | 7/13 14:00~ 粽購入 |
○(不老長寿・商売繁盛) | 手拭 |
月鉾 | 7/13 13:00~ | ○ | 扇子・手拭など |
放下鉾 | 7/14 13:00~ ※女性は2階まで |
○(疫病除け) | 手拭 |
岩戸山 | 7/13 17:00~ | ○(開運) | ミニ粽・手拭 |
船鉾 | 7/13 19:00~ | ○ | 御守(安産) 手拭・腹帯・扇子 |
綾傘鉾 | × | ○ | 手拭・扇子 |
四条傘鉾 | × | ○ | 手拭・厄除け御札 わらじかざり御守 |
保昌山 | × | ○(縁結び) | 手拭・絵馬 |
孟宗山 | × | ○(親孝行) | 手拭・扇子 |
占出山 | × | ○ | 手拭・腹帯・御守(安産) 吉兆あゆなど |
山伏山 | × | ○(火除・雷除) | おみくじ |
霰天神山 | × | ○(梅花付) | 手拭・御守 (除災招福・雷除火除) |
郭巨山 | × | ○ | 手拭・母乳の御守 (金運開運) |
伯牙山 | × | ○ | 手拭 |
芦刈山 | × | ○(夫婦和合・縁結び) | 手拭・扇子 |
油天神山 | × | ○(梅花付) | 手拭・絵馬・御守(学問成就) |
木賊山 | × | ○ | 手拭・御守(迷子) |
太子山 | × | ○(杉の葉入) | 手拭・御守(知恵)・身代わり杉守など |
白楽天山 | × | ○(学業成就の御守付) | 手拭・合格手形絵馬 |
蟷螂山 | × | ○(蟷螂付) | 手拭・扇子・Tシャツ |
※長刀鉾と、放下鉾は女人禁制ですが、2階の会所までは行くことができます。
京都祇園祭の宵山の山鉾の特徴一覧【後祭】
山鉾名 | 拝観 | 粽 | 他・授与品 |
---|---|---|---|
橋弁慶山 | × | ○ | 手拭・扇子 |
鯉山 | × | ○ | 手拭・御守(立身出世)・茅の輪 |
浄妙山 | × | ○ | 手拭・御守(勝守り)・懐紙 |
黒主山 | × | ○(桜の花付) | 手拭・団扇・黒おたべ・油取り紙 |
役行者山 | × | ○ | 御守(厄病除け・安産) 御摩木・竹札ストラップ |
鈴鹿山 | × | ○ | 手拭・盗難除け・油取り紙・Tシャツ |
八幡山 | × | ○ | 手拭・鳩笛・鳩鈴(夜鳴き封じ) |
北観音山 | × | - | - |
南観音山 | 7/21 10:00~ | ○ | 手拭・御守(立身出世)・茅の輪 |
大船鉾 | 7/20 18:30~ | ○ |
まとめ
宵山で、山鉾を眺めながら屋台で一杯やるだけもよいですが、山鉾に登ってみたり、粽などのグッズを購入すると、さらに楽しさが増しますね。
拝観も粽などもだいたい500円~1000円くらいで売っていますので、気軽に参加してみてください。
特に人気があるおすすめの山鉾は、最古の山鉾「長刀鉾」、縁結び「保昌山」、最重量の豪華装飾「月鉾」、聖徳太子がご神体「太子山」などです。
それぞれに特徴があって見応えがありますので、お時間の許す限り見学してみてください。
※当記事の情報は2016年のものです。年によって変更があります。