海水浴や真夏のレジャーで顔から肩、背中や足まで日焼けで真っ赤!
日光で大やけどしたお肌の痛みを抑えて、シミシワにならないようにケアしたい!
今回の記事では、今すぐ簡単にできる日焼けでヒリヒリ痛い肌の対処法と、赤い顔や体の応急処置と美容ケアをご紹介します!
日焼けでヒリヒリ痛い肌を冷やす対処法
ひどい日焼けは、ヒリヒリとした灼熱感や痛みがあるのが辛いところですよね。
そもそも日焼けとは、皮膚の表面組織が太陽の光と熱により損傷して、赤くなったり腫れたりの症状がある軽度の火傷と似たような状態です。
そのため、日焼けによって炎症を起こした肌の痛みや赤みを抑える対処法は、痛みを緩和するために冷やすのが第一です。
日焼けで痛い肌の冷やし方ポイント
②肌を傷つけない
冷やす際に気をつけるポイントは、肌を傷つけないことです。
日焼けしたお肌は、皮膚表面が損傷を起こしている状態なので、微生物の侵入を防ぐバリア機能が低下しており、感染症を引き起こしやすくなっています。
そのため、こすったりしないように、優しく冷やしてください。
日焼けで痛い肌の冷やし方手順
②冷やしたタオルを日焼けした肌全体に優しくのせる。
③タオルがぬるくなったら再度、冷水or氷水に浸す。
④日焼けで痛い肌のヒリヒリ感がやわらいできたらOK。
日焼けした肌全体を優しく冷やすのがポイントですので、タオルを冷水や氷水に浸して、ヒリヒリする肌にそっとのせます。
お肌が熱を持っている状態なので、すぐにタオルが温まってしまうかと思いますが、繰り返しタオルを冷やしながら、お肌のヒリヒリ感がなくなるまで冷やすとよいでしょう。
タオルがすぐに温まってしまう場合は、タオルに保冷剤を包むのも効果的です。
※ビニール袋に氷を入れたもので冷やすなどもよく書かれていますが、ゴロゴロした氷やビニール袋がただでさえ痛い肌に張り付く感じになり正直おすすめはできません。
※また、冷えピタで冷やされる対処法も良く書かれています。確かに冷えピタは冷やすのに効果的ですが、剥がす時にお肌をひっぱって傷つけてしまうことがありますので、剥がす時に注意が必要です。
日焼けで赤い肌が痛いときの保湿応急処置
お肌を冷やしてヒリヒリ感が和らいでも、日焼けした肌は非常に乾燥していますし炎症の心配もあります。
できるだけ早くキレイに治すために、自宅でできる簡単応急処置をみていきましょう!
アロエやオロナインで皮膚の乾燥と炎症を防止
日焼けのヒリヒリ感が落ち着いても、まだお肌には赤みや熱が残っています。
赤い皮膚の炎症を抑えるためには、アロエや軟膏で保湿するのがオススメです。
日焼けのアフターケアに有効なアロエベラ
アロエには、アロインやアロエエモジンなどのアントラキノン系の成分が含まれるため、赤みや炎症を防ぐ働きがあります。
また、殺菌作用・解毒作用・消炎抑制・解熱作用・皮膚の修復作用・紫外線による損傷治癒作用などさまざまな作用があり、アロエさえあれば医者いらずとまで言われています。
さらに、メラニン色素を作り出す酵素チロシナーゼの働きを抑制する作用もあるなど、アロエは日焼け後のアフターケアに欠かせない植物です。
アロエ製品が自宅にない場合は、最寄りの薬局などでいろいろ売っています。日焼け後には、火照った肌にも優しく馴染むジェルタイプがおすすめです。
うちに常備しているのは、こちらの「ホリカホリカ」というアロエジェルです。アロエ99%で、保湿成分のキュウリエキス配合していてヒリヒリ肌がうるおいます。無香料なのでお肌にもムダな負担もありません。
サンバーン後の皮膚にオロナイン
アロエなんて家にないし薬局にも行けない!という場合には、とりあえず常備しているオロナインでも日焼け後のケアが可能です。
オロナインには、抗菌作用や消炎作用があり、説明書きにも日焼けを含むやけどに有効と書かれています。
オロナインは、適量を手に取って、日焼けで痛い部分にやさしく塗ります。日光でやけどした肌はデリケートですので、あまり強くこすったり塗り込んだりしないように注意です。
※冷やしても痛みが取れない、皮膚の赤みが酷い、水泡が出来ているなど、重症の場合は皮下組織まで影響を及ぼしている場合があります。自己判断せずに医療機関を受診して正しい処置を受けてください。
水分補給で体内から日焼け肌を保湿
日に焼けた後は、全身のお肌が乾燥している状態なのはもちろん、体中の水分も足りない状態で脱水症状が起こりやすくなっています。
そのため、お水をたっぷり飲んで水分補給をしてください。ただ、一度に吸収できる水分量は成人の人で200-250ml(約コップ1杯程度)と言われています。そのため、一度に飲んでも意味がありません。
30分ごとなどこまめな水分補給を心がけてください。お水の中でも弱アルカリ性のお水は吸収しやすいのでおすすめです。
体が火照って暑いと、ついついビールをくいっと行きたくなりますが、アルコールは利尿作用が高く、ただでさえ水分不足の体からさらに水分を出してしまうことになります。
また、アルコールは血流がよくなるので赤くなったお肌が余計に熱をもったり、かゆくなってしまうこともあるので極力避けた方が無難です。
紫外線を避けて炎症の悪化を防止
日焼けした後のお肌は炎症している状態なので、皮膚にダメージを与える紫外線は極力避けたいところです。
皮膚が修復しようと頑張っているところにさらに紫外線を浴びると、肌の修復リズムが崩れてしまいシミやシワの原因になってしまいます。また、過度の日焼けが続くと皮膚ガンの危険性もでてきます。
日焼け後に外出する際は、薄手の長袖を着たり、日傘をさすなどしっかりと紫外線対策をしておでかけしましょう。
日焼け止めクリームなどはお肌に負担をかける成分が多いため、日焼けで傷んだ皮膚には、UV効果のある乳液やファンデーションなどのほうがおすすめです。
日焼けで痛い肌にシミシワ防止の美容ケア
日焼けで真っ赤になって痛いほどヤケドをしたお肌は、皮膚組織にダメージを受けています。
最後に、ソバカスやシワやシミを作らないための美容ケア方法を要チェックです!
ビタミンCを補給してメラニンを抑える
日焼けをすると、真皮層にあるメラノサイトという細胞がメラニン色素をつくります。メラニン色素は焼ければ焼けるほど出てきて濃くなり、肌の内側から色をつけてこれ以上日焼けをしないようにガードをします。
それによって、肌が黒くなったり、シミやそばかすができてしまいます。
そこで登場するのがビタミンCです。ビタミンCはメラニン色素が出るのを抑制し、色を薄くする働きがあるため、日焼け後のケアに最適です。
ビタミンCは、レモンやいちご、グアバなどの果物や赤ピーマンなどの野菜、イモ類などに多く含まれています。
ただ、食べ物に含まれるビタミンCは水溶性で、水に溶けやすく熱に弱いので、できるだけ新鮮な生で食べるのがおすすめです。
ビタミンCは一度に大量に摂取しても吸収率が低下し残りは尿から出てしまうため、こまめに摂取する方が効果的です。
食物で頻繁に摂取するのが難しい場合は、市販のビタミン剤などで補給してもよいでしょう。
錠剤が苦手なお子様には、ラムネのように食べられるビタミン菓子がおすすめです。オリヒロのビタミンCはレモン味のラムネでとても美味しく、子供たちも喜んで食べています。
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ブースターオイルで肌の保湿を高める
日焼けでダメージを受けた肌はとても乾燥しています。シワの一番の原因は乾燥ですので、サンバーン後の美容ケアには保湿が欠かせません。
アロエを塗ったり、体内から水分補給したりもよいですが、いつもの化粧水の前にブースターオイル(化粧水や美容液の浸透性をより高めてくれる導入オイル)を少量塗ると、簡単に保湿効果がアップします。
お肌の角質層にある細胞間脂質は水分と油分の層がミルフィーユのように重なり合ってできています。そのため、水分と油分をバランス良く与えてあげることが美肌のカギです。
良質な植物オイルのブースターオイルでお肌を保湿した後に、化粧水を入れることで、水分と油分をバランスよくお肌に取り入れることができます。
植物性のブースターオイルにもいろいろありますが、エイキンの「ビタミンC入りローズヒップオイル」は、オーガニックのローズヒップオイルにビタミンCが入っていて、肌になじむしっとり感がすごいです。
日焼けで痛い肌の対処法まとめ
赤くてヒリヒリして痛い日焼けの対処法をお伝えしてきました。
まずは冷やしてヒリヒリや熱を持ったお肌を沈静化させてあげることがポイントです。
そのあとは、赤みを抑え、乾燥を防ぐためにアロエやオロナインで十分ケアしてあげると早く治るのでおすすめです。
シミやシワの予防にはビタミンCを摂取してあげることもお忘れなく!