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富士登山の混雑予想&ベストな時間とルートで大渋滞を回避する方法

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富士山
富士山に登りたいけど大渋滞なのかな・・・?

イヤイヤイヤイヤ!!!
みんなが大渋滞でも、私だけは空いてなきゃイヤ!!

という非社会的なアナタ☆

こっそり混雑を回避する方法をお届けします♪

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富士登山の混雑予想

まず、富士山はいつ、どれくらい混雑するのでしょうか?

富士山の開山期間は7月1日~9月14日くらいまでです。
雪解けにより、毎年多少前後しますので直前に各自チェックしてください。
山小屋やトイレや売店も閉山時には営業していませんので注意です。

富士山はいつ混雑するの?

年間2ヶ月前後の山開きですので、基本的にいつでも混雑しています。

当然ですが、特に土日とお盆の混雑はハンパないです。
しかし、子どもの夏休みを除いた週末は比較的マシです。

7月の海の日の3連休、8月の最後の土日、9月の土日が穴場です。
7月前半の土日はさらに空いていますが、まだ雪が残っていたり、
梅雨で天気が悪い日が多かったりするので初心者にはあまりオススメしません。

週末に登る場合は土曜日発が一番混雑しますので、日曜日発、金曜日発と
少しずらすだけでも多少はマシになります。

富士山の混雑はどれくらい?

もちろん日程とルートと時間帯によって異なりますが、
お盆の土日で吉田口から山頂のご来光を目指す時間帯で登る、となると最強の混雑が味わえます。

登山道の混雑

混雑が特にひどいのは、ご来光を目指して登る8合目から山頂までのルートです。
ここは朝の通勤ラッシュ時の新宿駅の階段くらい混んでいます。
自分のペースで歩くことは初めからあきらめたほうが賢明です。

ゆっくり歩いたほうが高山病防止になるので、悪いばかりではありません。
ただ、あまりの大渋滞で山頂でのご来光が間に合わない(泣)というパターンも。。。

「絶対に山頂でご来光を見たい!」という場合は、
午前1時くらいには8合目の山小屋を出るくらいで余裕をもって出発しましょう。

山頂の混雑

ご来光時の山頂の混雑もハンパないです。
満員電車よりはマシですが、ご来光が見えないくらいヒドイです。

ご来光を見るための大渋滞をしのんできたのに、ご来光が見えないとはホント悲惨です。
しっかりとご来光の瞬間を目に焼き付けたい場合は、なるべく早く山小屋を出発して、良い場所を取る努力が求められます。

まあ、ご来光の瞬間でなくても「朝日」が見れればよいわ~
朝日が当たって山肌が桃色に燃え立つ「モルゲンロート」が見れればよいわ~
というくらいの気持ちでしたら特に一生懸命にならなくても見れるレベルではあります。

山小屋の混雑

しかし、本当に悲惨なのは、登山道ではなく山小屋です。
山小屋の混雑具合は、他の山ではありえないほどの異常事態宣言です。

私の経験で一番ヒドかった時は、
山小屋の屋根裏部屋で、仰向けに寝た状態で、
顔面のすぐ上、顔から20㎝のところに天井があり、
顔面のすぐ横、顔から3㎝のところに隣のオッサンの足があるという、絶体絶命の寝床でした。

そもそも私は非常に繊細で人見知りな体質なので、
知らないオッサンと3㎝以内に密着して眠るというだけで拷問です。

しかし、富士山の山小屋ではそれが日常茶飯事です。

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富士登山の一番混雑する時間とルート

一番混雑する時間とルートは決まっています。
山小屋に1泊する登山行程で、ツアーもほとんどがこのパターンです。

一番混雑する時間とルート

朝7:00~8:00 都内発

昼11:00~12:00頃 吉田口到着(ランチ)

昼12:00~13:00頃 吉田口出発

夜16:00~18:00頃 8合目付近の山小屋到着

午前1:00~2:00頃 8合目付近の山小屋出発

午前5:00頃 山頂到着でご来光(余裕があればお鉢巡り)

午前7:00~9:00頃 山小屋に戻って朝食

昼12:00~13:00頃 吉田口へ下山

温泉などへ寄って都内へ

吉田口から登って吉田口に下山するルートで、
かつ山頂でご来光を見る時間帯に登るプランです。

この「一番混雑する行動パターン」以外の登山行程にするだけで、かなりマシになります。

富士登山の混雑を回避する方法

大渋滞を回避するには、登山口を変える方法と、時間帯を変える方法があります。
それぞれベストなオススメプランをご紹介します。

登山口を変える場合のオススメルート

皇太子が登ったという、一番景色がよく整備も整っている「プリンスルート」で登り、下山道の中で一番楽しくて大人気の「大砂走り」で下山するルートです。

富士山の見どころを全部盛りしたオススメプランです。
天気が良ければ本当に最高の景色が見れます。

昼12:00頃 富士宮口五合目出発

宝永山方面へ

御殿場ルートと合流

夕方17:00頃 8合目あたりの山小屋泊

翌朝早朝1:00~2:00頃 山小屋発
(吉田口ルートほどではありませんが、早朝は混雑しています。
時間に余裕をもって出発しましょう。)

朝5:00頃 山頂にてご来光
(体力に余裕があればお鉢巡り)

朝9:00頃 山小屋に戻って朝食

大砂走り経由で下山

昼12:00頃 御殿場口五合目到着

大砂走りは砂埃がすごいのでマスク必携です。

時間を変える場合のオススメルート

ご来光

時間を変えるとは、つまり山頂でのご来光を諦めることになります。

しかし、よく考えてみてください。

激混みの山頂でご来光を見るのがよいのか?
もしくは空いている山腹で、ご来光を独り占めするのがよいのか?

そう、別にご来光が見れないわけではないんです。
むしろ独り占めで見れるプランがあります。

ご来光が山頂ではありませんが、混雑がほとんどなく、
午前4時ころから徐々に染まっていく空を眺めながら登れて、
本当は教えたくないほど非常にオススメのプランです。

前日17時くらいまでに吉田口着
(もっと早く到着してもOK)

五合目の佐藤小屋に宿泊
(テントを持っていれば、テント泊可能です。
一人500円で安く済ませることも可能です。)

翌朝早朝2:00頃 佐藤小屋出発

吉田口ルートで登山
(この時間だと人っ子一人いません)

早朝5:00頃 6合目付近でご来光独り占め

朝9:00~10:00頃 山頂到着
(山頂もこの時間には空いています。余裕があればお鉢巡り)

昼13:00~14:00頃 吉田口到着

 

まとめ

よいプランでもやっぱりお天気は大事です。
天気予報をしっかりチェックしてから、
ワガママボディーを守れるように十分な装備でお出かけください。

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