車のドアを閉めようとしたら「バチッ」!!
コピー機を使おうとしたら「ビリビリッ」!!
お客さんと手がふれたら「バリィ」!!
静電気体質すぎて仕事にならない・・・日常にも支障が・・・( ;∀;)
そんな悩みを解決するべく、今回は静電気が起こりやすい人の原因と特徴、改善対策をわかりやすくお届けします!
静電気体質の原因とは?バチッと起きやすい人の特徴!
「静電気体質」と言っても、「冬になるとたま~に『パチ♪』っとするよね~!」というレベル1の方から、「夏でもバリバリ!」「キャベツさわってもビリッ!!」という高レベルの方まで様々です。
まずは、原因を探っていきましょう。
静電気体質の原因とは?レベルをチェック!
以下は、一般的に「静電気体質の主な原因」として考えられている項目です。
あなたはいくつ当てはまりますか?
【静電気体質の原因(一般論)】
★食事と身体
□ 水よりコーヒーや紅茶をよく飲む
□ ジャンクフードが好き
□ 寝ても覚めても眠い
□ イライラすることが多い
□ 髪の毛が長いか細くて柔らかい
★衣服
□ 機能性温暖下着やストッキングを着用
□ モコモコ靴下や腹巻で防寒
□ 冬の上着はフリース命
□ 柔軟剤は使用しない
□ 重ね着こそがあたたかさの秘訣
★住環境
□ 家や職場の周辺に自然が少ない
□ 建物や家具に木材が少ない
□ 加湿器がない
□ 部屋に観葉植物を置いてない
□ 休日も自然とふれあうことが少ない
「当てはまる項目」はいくつありましたか?
当てはまる項目が多いほど、レベルが高い静電気ラーかもしれません。
★身体と食事
★衣服
★住環境
どの項目が多かったでしょうか?
項目ごとに改善策や対策方法をご紹介します!
静電気体質を改善する「食事と身体」
「食事と身体」項目が多く当てはまっていた方は、食生活や生活習慣が静電気体質の原因になっているかもしれません。
静電気バチバチの原因は水分不足?
□ 水よりコーヒーや紅茶をよく飲む
に当てはまった方は、水分不足で、バチバチ君になっている可能性があります。
水分が不足すると、肌が乾燥して摩擦で電気が起きやすくなります。さらに、汗をかきにくくなるので放電もしにくくなります。
「水分ならとってるよ!1日コーヒー3杯に、栄養ドリンク1本」という方!危険です!!
カフェインを含むコーヒーや栄養ドリンクは、利尿作用があるため、逆に水分が流出していってしまいます。紅茶や緑茶も実はコーヒー以上にカフェイン含有量が多いので同様です。
湯冷ましやミネラルウォーターを飲むだけで静電気体質が治った!という方もいます。
カフェイン飲料ばかりを飲んでいる方は、1日1杯はミネラルウォーターや麦茶などのノンカフェイン飲料にしてみるとよいでしょう。
ただし、水の飲み過ぎは「水毒症」でむくみや冷え性になることもあるので、ほどほどがベストです。
「不健康だと静電気体質になる」はウソ?
□ ジャンクフードが好き
□ 寝ても覚めても眠い
□ イライラすることが多い
に当てはまった方は、不規則でストレスフルな生活で、お疲れではありませんか?
よく食生活や日常生活が不健康だと、『血液が酸性でドロドロになり、プラスに帯電して、静電気バチバチ人間になる』と言われています。
しかし、これについては科学的な根拠はありません。
そもそも、どんなに不健康な人でも、人間の血液は必ず弱アルカリ性です。血液が中性や酸性になったら生きていられません。
逆に、「静電気体質だと不健康になる」という説もあります。
【静電気体質の不健康説】
・不健康で血液ドロドロだと静電気体質になる
・静電気と一緒にビタミンやミネラルも流出して不健康になる
・静電気で赤血球同士がくっついて血液ドロドロになる
・静電気は脂肪にためこまれてメタボになる
・静電気が毛根の脂肪にたまってハゲになる
などなど
どれも、科学的に証明はされていませんが、「間違っている」という証明もされていません。
もしかしたら本当かもしれませんので、健康促進の一環として静電気対策をしてみてもよいでしょう。
髪の毛が静電気の原因になる?
□ 髪の毛が長いか細くて柔らかい
こちらも改善はしにくい身体的特徴ですが、髪の毛は静電気をためこみやすいため、原因になっていることがあります。
特に、髪が長い方、髪が細くて柔らかい猫ッ毛の方はパチパチ君要注意です。
改善策は、髪を切るか、リンスやトリートメントを丁寧にする、などしかありません。
静電気体質を対策する「衣服」と「住環境」
「静電気体質」と言っても、実は「体質」ではなく「服装」や「住環境」が原因の場合が多いです。
静電気バチバチを発生させる衣服
□ 機能性温暖下着やストッキングを着用
□ モコモコ靴下や腹巻で防寒
□ 冬の上着はフリース命
□ 柔軟剤は使用しない
□ 重ね着こそがあたたかさの秘訣
こちらの項目に当てはまった方は、「静電気体質」というより服装の問題と思ったほうがよいでしょう。
機能性温暖下着・ストキング・モコモコ靴下・モコモコ腹巻・フリースなどは、湿気を含みにくい化学繊維でできていることが多いです。
化学繊維は、速乾性というメリットがある反面、乾燥しやすく静電気を帯びやすいデメリットがあります。
また、衣類の組み合わせによっても静電気が起きやすくなります。
プラスが強い素材と、マイナスが強い素材を合わせると最強に静電気バリバリになります。逆に、プラスとプラス同志なら静電気は起こりにくくなります。
たとえば、髪が長いなら、アクリルよりウールのセーターを着たほうが静電気が起こりません。
フリーススカートを履きたいなら、ナイロンのストッキングではなく、アクリルのタイツを合わせたほうがよいでしょう。
「そんなのよくわからない!」という方は、とりあえず綿・麻・皮製品など天然素材を多めで、洗濯では柔軟剤を使うようにするのがおすすめです。
静電気バチバチが起きやすい住環境
□ 家や職場の周辺に自然が少ない
□ 建物や家具に木材が少ない
□ 加湿器がない
□ 部屋に観葉植物を置いてない
□ 休日も自然とふれあうことが少ない
こちらの項目に多く当てはまった方は、職場や自宅などの住環境が理由と考えられます。
家や職場の近くに森林や水場がなく、鉄筋コンクリートの建物に金属製の家具ばかりで、観葉植物さえなく、加湿器もしないで暖房ガンガン!となれば、ものすごく乾燥しているのは間違いありません。
住環境は、今すぐ対策するのはムリかもしれませんが、せめて加湿器の一つくらいは置けるとよいですね。
加湿器がムリなら、消臭剤や芳香剤などを、椅子や洋服に吹きかけるとマシになります。エレガード するのと同じような効果が得られます。
界面活性剤が入っていればよいので、リンスや柔軟剤、グリセリンなどを水で10~20倍に薄めた液体を霧吹きで吹きかけても、静電気を防止できます。
「マイナスイオン」は科学的根拠がないですが、平日の静電気生活に疲れたら、休日は自然の中へ行ってみるのもおすすめです。
静電気体質まとめ
「静電気体質」の原因や改善対策は、科学的に証明されていないものが多いのが現状です。
ただ、水分や服装の組み合わせについては、かなり信ぴょう性が高いので、試してみる価値があります。特に服装については、明日からでもすぐにできるのでおすすめです。
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なかなか体質改善は難しいですが、まずは今すぐ静電気のストレスから解放されてみるのもアリですよ!