料理ができたらすぐに食べて欲しい!ですが、、、仕事で帰宅が遅いお父さんお母さん、塾や部活で不規則な子供たち、、、
食事時間がバラバラだとせっかくの料理も冷めてしまって、おいしく提供するのが難しいですね。
今回は、できるだけ手間をかけずに温めるだけ、冷蔵庫から出すだけで美味しい時間差レシピのコツをお届けします!
家族の食事がバラバラでも美味しい定番メニュー
作りたてでなくても美味しいメニューと言えば、煮物や煮込み料理!
意外と焼き物系も味が落ちにくく、レンチンだけで美味しく食べられます。
まずは、工夫しなくても美味しく食べられる作り置きの定番メニューをご紹介します。
温め直しで美味しくなる和食煮物
家族の帰宅時間がまちまちならば、和食の煮物メニューにしてしまうのが一番簡単!
・肉じゃが
・筑前煮
・豚の角煮
・ブリ大根
・サバの味噌煮
などの煮物は、一度冷ましてから温め直すことでさらに味がしみて美味しくなります。
1人分ずつラップをかけて置いておいて、各自電子レンジでチンしてもらえばよいので主婦の味方ですね。
時間差で深い味わいになる煮込み料理
できたてより時間がたつほど美味しくなる煮込み料理もオススメです。
・カレー
・シチュー
・ポトフ
・ミネストローネ
・ロールキャベツ
などの煮込み料理は、煮込めば煮込むほどプロの味に!
とはいえ、1人ずつ鍋ごと温めていたら時間がかかりますので、やはり1人前ずつ盛り付けてラップをしてチン!がお手軽です。
洗い物は増えてしまいますが、カレーライスはごはんと別皿にしておけばごはんはべっちゃりしません。
いつものレンチンでOKな焼き物メニュー
時間がたっても意外とできたての風味を保ってくれる焼き物系。
・ハンバーグ
・豚の生姜焼き
・鶏の照り焼き
・餃子
・厚焼き卵
などは、冷めてもレンチンだけで美味しくいただけます。生野菜を添える場合は別皿で。
また、トースターでチンできるようなら、鮭のホイル焼きなんかも温めるだけでOKな簡単レシピです。
冷えた焼き魚をふっくら温め直すコツ
・サンマの塩焼き
・アジの干物
・ブリの照り焼き
などの冷めると固くなりがちな焼き魚は、小さじ1の酒をかけてからラップをしてレンチンするとふっくら焼きたてのようになります。
食事時間がバラバラでものびない麺類レシピのコツ
夕食の時間が違っても、パスタや蕎麦うどんなどの麺類も作りたい!特に暑い季節には、冷たいそうめんなども食べたいですね。
次は、のびない、くっつかない麺類料理のコツをご紹介します。
パスタを上手に温め直す方法
アルデンテにこだわりたいパスタですが、以下のひと工夫で温め直しでもおいしく提供できます。
1.茹でる時間を30秒ほど短くしておく
2.食べる時にラップをかけてレンチン
3.別に温めたソースと和える
これだけです。
パスタは、必ずしっかりラップをして電子レンジにかけることで固くなりません。
具やソースは、麺とは別に温めてから混ぜます。
麺のくっつきが気になる時は、オリーブ油やバターを茹で終わってすぐに麺に絡めておくと大丈夫です。
うどん蕎麦、そうめん冷麺を後で食べるコツ
時間差で食事をする家族がいる場合、うどん、そば、そうめん、ひやむぎ、冷麺、ラーメンなどは難しい思われがちです。
でもそんな麺類も、ちょっとしたコツで簡単に保存できます。
1.水1リットルつき、大さじ1の重曹を入れる
2.鍋を火にかけ、重曹の泡が消えたら麺を入れる
3.表記されている時間で茹でる
4.茹で上がったら流水でもみ洗いをする
5.しっかり水を切る
重曹を入れることで麺にコシが出てのびにくくなりますが、なければムリせずでOK!
重要なポイントは、麺がくっつくのをふせぐため、茹で上がった後にぬめりを取るようにしっかりモミ洗いすることです。
冷たいそうめん・ひやむぎ・冷麺は、一口ずつに丸めて冷蔵庫に入れて置くとさらによいでしょう。
温かいうどん・そば・ラーメンの場合は、食べる時に麺をレンチンし、別にレンチンした汁に入れます。
時間差でもシャキシャキ揚げ物炒め物料理のコツ
時間がたつと美味しさを保つのがもっとも難しいとされる揚げ物・炒め物。
でもほんの少しの差でシャキシャキサクサクになりますよ~!
揚げ物を温め直すコツ
揚げたてを食べて欲しい、天ぷら・コロッケ・カツ・エビフライなど。でも以下の方法でべしゃべしゃにならずにサクサクにいただくことが可能です。
1.キッチンペーパーを敷いた皿に盛る
2.冷蔵庫に入れず常温で保管
3.トースターで2~3分温める
電子レンジで時間をかけてあたためることでしっとりしてしまうので、トースターや魚焼きグリルで温めるのがコツです!
厚いカツや冬場や冷蔵庫に入れてしまった場合は、電子レンジで30秒ほどチンしてからトースターで2~3分温めるとよいでしょう。
トースターは焦げやすいので様子を見ながら温めると上手にできます。
炒め物をシャキシャキにする方法
時間がたつと水気が出てしまい、温め直すとシナシナになりがちな炒め物。
炒め物が水っぽくならない方法は、「ためしてガッテン」でやっていた以下の方法が一般的です。
1.フライパンに材料を全部入れる
2.フタをして強火で1分半炒める
3.1分半たったらフタをとり、強火で20秒かき混ぜる
4.もう一度フタをして強火で10秒炒める
5.火を消してフタをしたまま1分待つ
が、この方法、、、はっきり言ってむずかしいです。料理苦手な著者はシャキっとできたことがありません。
もっと簡単にシャキシャキにしたい場合は、江崎グリコの「できたて革命」を使うのがおすすめです。
先日「サンプル百貨店」のRSP62で試食しましたが、冷えてもしんなりせずにすごく美味しかったです。
時間差ごはんまとめ
時間差での料理の提供は一流のシェフでも難しいところ。
でも、ちょっとした工夫やコツで、かなり「できたて」に近い美味しさを提供できそうですね。
毎日の夕食作りは大変だと思いますが、ムリのない範囲でファミリーが笑顔になれるメニューを提供できたらいいですね^^