化物たちがあの世からやってくるハローウィンの日。
今回は、ハロウィンの仮装の定番になっている、あの有名モンスターたちが登場する絶叫映画をご紹介します！
お化けのコスプレをしてお化けの映画を見れば、臨場感マックスです！
ハロウィンに見たいホラー映画おすすめ！本能で怖い作品！
ハロウィン（マイケル・マイヤーズ）
時間：100分
ハロウィンの映画と言えば、これはやっぱり外せない「ハロウィン」シリーズ。
「ハロウィン」に登場する殺人鬼の元祖マイケル・マイヤーズは、「13日の金曜日」のジェイソンや「エルム街の悪夢」のフレディの原点とも言われています。
6歳のマイケルは、ハロウィンの夜に姉をナイフで惨殺して精神病棟へ。それから15年後、突如隔離病棟を脱走してハロウィンの惨劇を繰り返すマイケル（ブギーマン＝怪物）を、精神科医のルーミス医師が追います。
スプラッター映画の割にはド派手な流血シーンは少なめですが、白マスクでやってくるマイケルと、ジョン・カーペンター監督作曲の背筋が凍るテーマ曲には、赤い血よりも怖い、思考が読めない不気味さや、底知れぬ異常性が醸し出されています。
今年のハロウィンは、殺人鬼（サイコキラー）の大御所を召喚してみませんか？
ハロウィンに見たいホラー映画おすすめ！グロと狂気の狭間！
13日の金曜日（ジェイソン）
95分
ホラー映画の金字塔と言えば、この「13日の金曜日」！泣く子も黙る異常連続殺人鬼の代表格ジェイソンは、ハロウィンコスプレでも大人気のキャラです。
13日の金曜日に、1人の少年がニュージャージー州にあるクリスタル・レイクのキャンプ場で溺れて行方不明に。それからそのキャンプ場で奇怪な事件が続き、若者たちが次々に殺されていく･･･。
殺戮光景は衝撃的で圧巻ですが、スラッシャーのわりには極端なグロさはなく、秀逸なストーリー展開とサスペンスフルな構成で、狂気に満ちた名作です。
このジェイソンシリーズ1作目を観た者だけが殺人鬼ジェイソン誕生の秘密を知ることができます。
キ・キ・キ・キ・マ・マ・マ・マ･･･
ハロウィンに見たいホラー映画おすすめ！クールな殺人鬼！
エルム街の悪夢（フレディ）
時間：91分
世界三大ホラー映画とも言われている「ハロウィン」「13日の金曜日」「エルム街の悪夢」。ホラー映画の礎を築いた3作品の1つです。
赤と緑のボロボロのセーターに、鋼鉄の爪を持った殺人鬼フレディ・クルーガーが、エルム街に住む5人の若者たちの夢の中から襲い掛かります。
若者の1人が夢の中で殺され、残された4人は悪夢の主フレディの謎を解き、戦わなければならない。眠ったら殺される･･･！そんな抗えない恐怖が5人の若者たちを脅かします。
暗黒の香りただようエルムの街と、クールで貫禄あるサイコキラー、入り組んだ物語で、ホラーなのに意外と奥深い映画です。
実はジョニー・デップの映画デビュー作で、まだ垢抜けない感じのジョニデが見られる作品でもあります。
ハロウィンの夜から悪夢がはじまり、眠れなくなるかもしれません･･･！
ハロウィンに見たいホラー映画おすすめ！絶叫サスペンス！
スクリーム（ハロウィンのお化けの仮面）
時間：111分
ホラー映画の奇才ウェス・クレイブン(「エルム街の悪夢」の監督)が製作した、桁違いの恐怖映画「スクリーム」。
スクリームに出て来るムンクの叫びのようなゴーストのお面は、ハロウィンコスプレの代表です。
恐怖映画マニアが殺人鬼と化して美しい街の住人たちを狩っていくという、ホラーのパロディをテーマにしていながら、この作品自体もしっかり怖い！
残酷なホラー映画としてだけでなく、犯人探しというサスペンス的な要素、笑えるコメディ的な要素などがバランスよく組み合わさり、独特のジャンルを築き上げています。
たたみかけるような緊張感のオープニング・シークエンスは必見。殺人鬼のクイズに答えられるように、13日の金曜日も見て予習しておくのもおすすめです。
ハロウィンに見たいホラー映画おすすめ！ゾンビ中のゾンビ！
ゾンビ（ゾンビ）
時間：139分
ゾンビ映画の第一人者ジョージ・A・ロメロ監督の最高傑作です。
ある日突然、死者がゾンビとなって甦り、生きている人間たちの肉を食らい、世界はゾンビ渦に巻き込まれて行く。主人公たちは郊外のショッピングモールに立てこもりますが･･･？
自我も無く死肉を貪り食べるゾンビ達、ある意味ゾンビより恐ろしい怪物のような心の人間達、そして生き延びようとする者達の生命力が、圧倒的にリアルに描写されていて、監督のゾンビにかける愛と執念を感じる作品です。
残虐シーンへのこだわりもハンパなく、美しいほどの完成度になっています。
死者が蘇るハロウィンの夜には、ゾンビもまた増殖することでしょう。
ハロウィンに観たいホラー映画おすすめ！呪いの湿度を味わう！
リング（貞子）
時間：95分
「貞子3D」などでだんだんとコワカワキャラになってきた「貞子」ちゃんのデビュー作。しかし第1作目の怖さは尋常ではありません。
「見たら1週間後に死ぬ」ビデオを見てしまったテレビ局員・浅川（松嶋菜々子）は、1週間以内に謎を解かなければならない恐怖に追われます。
日本映画独特のジメジメとした湿度と、派手な効果音に頼らない静かな演出、背筋がゾクゾクする気持ち悪さは、もはや芸術レベル。静寂と暗闇の中にある画面が怖くなること間違いなし！
観賞から1週間後、あなたも呪い殺されるかもしれません･･･決して一人では観ないでください！
まとめ
この世とあの世の境界があいまいになり、怪物や魔物たちがやってくるハッピーハロウィーン。
ホラー映画が苦手な方も、化物コスプレついでに、化物の世界に浸かってみるのもよいかもしれません。
恐怖を乗り越える秘訣は、自分は最強の殺人鬼やゾンビだと思って鑑賞することです。
トリック・オア・トリート･･･キキキキママママ･･･！
