日本人なら一生に一度は登ってみたい日本一の山・富士山!
二度と登山はしないかもしれないのに、高価な登山用品を購入するのはもったいないですね。
と言っても、標高3777mの富士山山頂で装備不足でひどい目に合うのもイヤですね。
今回の記事では、富士登山初心者が日用品などで代用できる「装備と持ち物チェックリスト」+「代用品リスト」をお届けします!
富士登山の装備と持ち物チェックリスト+代用品【必需品】
富士山登山の必需品を優先度が高い順でリストアップしました。
優先順位 | 必需品名 | 代用品 | 代用品入手方法 |
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1位 | レインウェア | 作業用レインウェア | ドンキー・ホームセンター |
2位 | ヘッドランプ | 懐中電灯を頭に装着 | 100円均一 |
3位 | 登山靴 | スニーカー | ABCマートなどの靴屋 |
4位 | ザック | 普通のリュック | ファッション店など |
5位 | ザックカバー | 自転車カゴカバー | 100円均一 |
6位 | 防水携帯ケース | ジップロック | 100円均一 |
7位 | 地図・ガイドブック | プリントアウト | ネットから印刷可能 |
ヘッドランプについて
もしきちんとしたアウトドア製品を1品だけ購入するならヘッドランプをおすすめします。
ヘッドランプは1000円~3000円程度で買えますし、防災グッズとしても役立ちます。
小型の懐中電灯をゴムバンドで頭に括り付けて登山も不可能ではないですが、頭が締め付けられてバランスが悪くてかなり不快です。
購入したほうがよいものナンバーワンです。
リュック・ザックカバーについて
もちろん、しっかりとしたウェストベルトのついたザック(リュック)が一番ですが、体力があり、荷物が重過ぎなければ、普通のファッションリュックでも大丈夫です。
ザックカバーはきちんとしたアウトドア用品のものを装着していても、暴風雨になるとリュックの中身はびしょ濡れになります。
防水が必要なものや、濡れたら困る着替えなどは、別途防水バック(ジップロックなどでも可)に入れておく必要があります。
ザックカバーはザック自体が濡れないようにするためのものなので、風で飛ばされなければビニールなどで工夫してもよいでしょう。大きさが合えば自転車やバイクのカゴカバーが最適でした。
レインウェア・登山靴(トレッキングシューズ)について
※別途、「服装」記事にて詳細をご紹介します。
その他の必需品
登山用品ではないですが、一般的な必需品もリストアップしておきます。
飲料水 | 現地だと500mlのペットボトルが500円になります |
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行動食 | 歩きながら食べられるお菓子など |
日焼止め | 高所の紫外線は非常に強いので、男性でも必需品です |
ティッシュ | トイレ用。基本紙はあるのでイザという時のために |
救急セット | 常備薬、絆創膏など |
タオル | 大砂走に行く時には、防塵マスクとしても活躍 |
小銭 | トイレ用に100円玉を10枚程度。 |
富士山登山の初心者のための持ち物チェックリスト【便利品】
ムキムキのゴリラのような若者男性なら不要かもしれないですが、か弱い女性や小さな子ども達には、是非持っていくことをおすすめする「便利品」リストです。
手袋 | 富士山は岩石をよじ登るような場所があります。手の保護や防寒対策と日焼け防止に手袋があると便利です。軍手でも可ですが、スマホが使えるタイプだとさらに便利です。 |
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トレッキングポール | 現地で買える「金剛棒」ははっきり言って持ちにくく、使いにくいです。足腰の弱い方は、買って行ったほうがベストです。 |
スパッツ・ゲーター | 大砂走に行く時は必須です。ないと靴の中が砂だらけになります。他のルートの場合はなくても問題ありません。 |
サングラス | 日差しが強いので目が弱い方は必須です。 |
高機能タイツ | 個人的にあまり好きでないのですが、みんな履いてるサポートタイツです。足腰のサポートが目的なので、テーピングで代用することも可能です。 |
スキンケアミルク | ミルクで拭き取ることで化粧落とし&洗顔の役割を果たし、うるおいもキープします。特に女性は必須。 |
温泉セット・着替え | 温泉に行かない場合も着替えは必須です。雨に濡れたり汗をかいたりして、びしょ濡れで帰ることになると悲惨です。 |
携帯充電器 | 万一遭難した時の命綱になります。富士山はほとんどのエリアで電波が入ります。 |
まとめ
よく「登山初心者だから、そんな大げさな装備はいらないよ」という声を聞きます。
しかし、体力や技術に自信がない初心者ほど、身を守ってくれるきちんとした装備が必要です。
逆に体力や技術さえあれば、大げさな装備はどんどん不要になっていき、身軽に山へ行けるようになっていきます。自分に本当に必要なものを厳選できる経験があってのこそ、装備を減らしていけるのです。
代用品はカンペキではありませんので、体力と予算と相談しつつご自分に合った準備をして、無事に富士山のご来光を拝んできてください^^