朝起きたら、体中に赤いブツブツがぁあああああ!!!!!
蚊は飛んでなかったはずだから、もしかして、ダニ!?
でも、ノミや蕁麻疹かも??
私は、2年間ダニーズとルームシェアしてきましたが、ダニかどうかの判定は意外と難しいです。皮膚科へも何軒か行きましたが、どこも「ダニ」と断定することはできませんでした。
しかしダニには特徴がありますので、毎日噛まれていればなんとなくわかるようになります。ダニに刺された時の症状の特徴をチェックして、敵を見極めましょう!
ダニに刺された跡とは?
まず、すべてのダニが人を噛むわけではありません。
家にいるダニの約80%がチリダニやコナダニという人を刺さないダニです。
自宅でダニに血を吸われたら、容疑者はツメダニかイエダニと思ってまず間違いないでしょう。
ツメダニ
ツメダニは、チリダニやコナダニをエサにしているダニです。
体長は0.3~1.0mmくらいです。
湿気などにより餌となるチリダニやコナダニが増えると、ツメダニも大量発生することがあります。
ツメダニは本来は人を刺さないダニですが、大発生していると間違えて刺してしまうことがあります。
刺される環境の特徴
コンクリート造りなどの気密性の高い、新築から2-3年の新しい家を好みます。
刺される部位の特徴
ヒザ、モモ、腕の内側、脇の下周辺、首周辺など
刺された跡の特徴
刺された後、数時間してからかゆくなります。
2日後くらいにかゆみ、赤み、腫れともにピークを迎えます。
近くに数カ所刺されている場合が多いです。
1週間くらいかゆく、刺された痕は1ヵ月ほど残ることもあります。
イエダニ
イエダニは、ネズミに寄生している吸血性のダニです。
体長は0.6~1.0mmくらいです。
通常は、ネズミの血をエサにしていますが、ネズミがいなくなると人の血を吸いにきます。
都会でもネズミはいたるところにいますので、イエダニもいたるところに潜んでいます。
刺される環境の特徴
ネズミがいるところ、もしくはネズミがいたところ。
私がルームシェアしていたダニは、このイエダニと思われます。
うちの場合は、中古マンションを購入して古い畳を撤去した後、大量発生しました。
古い畳の下にいたダニがどんどん生活空間に侵入してきました。
床下にネズミの巣があったのかもしれません。
畳があったところには、DIYでフローリングを張ったのですが、施工が甘く、木に隙間がありました。そこからダニが家中に侵入してきてしまったのですね。
刺される部位の特徴
お腹周り、太もも内側、腕の内側などの皮膚が薄く柔らかい場所。
柔らかく薄い皮膚を好むため、男性より女性、大人より子どもが刺されやすいです。
我が家の場合なぜか色黒より色白の人のほうが刺されやすい傾向がありました。
色白の人のほうが皮膚が薄かったのかもしれません。
刺された跡の特徴
刺された1~2日後に激しいかゆみに襲われます。かゆみは刺された直後におこることもあり、1週間からひどいと1ヵ月くらい繰り返しかゆくなります。
1-2㎝大に赤く腫れ、真ん中に小さい水泡がみられる場合もあります。
近くに数カ所刺されている場合が多いです。
小さい子どもは掻きむしって「トビヒ」などに感染することもありますので注意が必要です。
オマケ・南京虫(トコジラミ)
よく2ヵ所に噛み跡があったらダニの刺され跡と言いますが、上記のツメダニやイエダニの刺し跡は1ヶ所です。
小さく2ヵ所の対の噛み跡が残るのはダニではなく南京虫です。
南京虫は5-8㎜くらいの大きさで、ベッドなどの木目の間に住んでいます。
目に見える大きさなので、見かけることがなければ、南京虫ではありません。
ダニ刺されと蚊やノミとの違いは?
ダニと蚊やノミとの違いを見分けるのは1回では難しいです。
しかし何度か噛まれると、なんとなくわかってきます^^;
刺される時期や時間の違い
ダニの活動期は6~9月です。室内が暖かいともう少し時期が延びることもあります。
また、ベッドやソファなどにいることが多く、昼間でも電気を消して暗くすると出てきます。
蚊も夕方~夜に活動が活発になりますが、ノミは時間帯には関係なく刺してきます。
刺される部位の違い
ダニは、お腹や太もも、二の腕の内側などの柔らかい部分を好みます。服を着ている部分を刺されていたらダニの可能性がかなり高まります。
蚊は基本的に露出している部分を刺します。(強力な蚊にジーパンの上から刺されたこともありますが@_@;)
ノミは飛びはねて届く範囲を刺します。よく膝下を噛まれていたらノミと言いますが、ベッドにノミがいる場合はどこでも噛まれます。
しかし、ノミも服の中よりは露出している部分を刺されることが多いです。
目視の違い
当たり前ですが、蚊は飛んでいるし、ノミは飛び跳ねています。
まず、蚊取り線香を焚いてみて刺されなくなれば蚊です。
ノミは体長1~3mmくらいありますし、明るくてもピョンピョン飛び跳ねているので、目に見えます。飛び跳ねているのを見かけたらノミです。
一方、ツメダニは0.5㎜以下のことが多くほとんど目視できません。
大きなイエダニは1㎜程度になり目視確認できることもありますが、暗くなってからこっそりやってっくるのでなかなか見つけられません。
計200ヵ所くらい噛まれましたが、本人(ダニ)を見かけることはほとんどなかったです。
ただし、昼間によ~く見ると白いシーツに黒いツブツブが見えることがあります。
お亡くなりになったダニや糞です。私は超ド近眼なせいか近くが非常によく見えるので、発見しました。虫眼鏡などで観察してみてもよいかもしれません。
症状の違い
蚊やノミもかゆいですが、ダニは非常にかゆいです!
ヤブ蚊の数倍の激しいかゆさで、1週間から1ヵ月くらいかゆさが続きます。
思い出すだけでかゆくなるほどです(~o~;;;
また、1ヶ所にまとめて5-6カ所刺されていることも多いのが特徴です。
さらに、刺されてからしばらく(半日~1日など)からカユミや赤みや腫れなどの症状が出てくることが多いです(たまにすぐかゆくなることもあります)。
ダニ刺されとアレルギー症状
一般的なアレルギー
チリダニ(ヒョウヒダニ)やコナダニは人を刺しませんが、アレルギーを起こして湿疹が発生する場合もあります。
小児喘息やアトピーの原因の80%がダニによるアレルギーと言われています。
またハウスダストとは主にチリダニやコナダニやその糞のことです。
ハウスダスト・アレルギーと言いますが、これはほぼ100%ダニ・アレルギーのことを指します。
刺され続けた場合のアレルギー
また、ツメダニやイエダニに刺され続けることでアレルギー反応やメンタル的な蕁麻疹が出てしまう場合もあります。
特にあまりの痒さと目に見えない敵に悩まされて、メンタル方面から蕁麻疹が出てしまう人が意外と多いです。
私の場合は、イエダニに刺され過ぎてアレルギー反応が起きました。
6月くらいから毎晩刺され、夏には1ヶ所刺されたところの周りに細かい斑点が出る体質になってしまいました。
メンタル面からもキていたのか、「かゆい」と思った瞬間に見る見る間に、下半身中に刺され跡のような湿疹が現れたこともあります。
ダニは、刺されてからすぐではなく、しばらくしてから症状が現れるので、蕁麻疹などとも区別がつきにくいです。
刺され跡の場所をしっかり覚えておいて、移動しているなら蕁麻疹かもしれません。
ダニ退治をしても、冬になっても刺される場合はメンタルケアをして治る場合もあります。
まとめ
目に見えない敵に刺されてかゆくなると、本当に不安になりますね。
2年間戦ったダニ戦記の記事も書いています。
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まずは敵をしっかり見極めて、撃退に挑みましょう!