BLUE SAPPHIREの歌詞の意味とは?クロスオーバーする名探偵コナンとHIROOMI TOSAKAの世界観

   

2019年4月12日に公開された劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』の主題歌『BLUE SAPPHIRE / HIROOMI TOSAKA』

映画の舞台であるシンガポールの煌めく夜景を思わせる、異国情緒ただようミステリアスな雰囲気の楽曲です。

劇場版「名探偵コナン 紺青の拳」の世界観と、楽曲提供のHIROOMI TOSAKA(三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE 登坂広臣)のソロプロジェクトの世界観とを、クロスオーバーさせて作成されたというこの主題歌。

今回は、そんな名探偵コナン主題歌「BLUE SAPPHIRE」の歌詞の意味を、「名探偵コナン」と「HIROOMI TOSAKA」の2つの世界観から推察してみました!

※映画鑑賞後に書いているため多少のネタバレがあります。事件の真相などについてのネタバレはありませんが、基本的に鑑賞後に読まれることをオススメします。

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BLUE SAPPHIREの歌詞の意味【タイトル~サビ部分】

まずこちらが「BLUE SAPPHIRE」のミュージックビデオです。

シンガポールではなくポルトガルで撮影されたMVですが、ブルーサファイヤらしき宝石が出てきたり、変装が得意な怪盗キッドのように様々な印象の衣装に変化しながら一曲を歌う演出など、意味深な映像です。

曲名BLUE SAPPHIRE(ブルーサファイア)

曲名の「BLUE SAPPHIRE」は、映画のタイトルでもある「世界最大のブルーサファイア“紺青の拳”」に由来していることは確かですが、他にも何かを暗喩いているのかもしれません。

この後、歌詞の意味とともに詳しくみていきましょう。

真実はいつもひとつ!

(So why)
解き明かしてみせる真実-Answer-

(So bright)
その拳に秘めた幻想-Mysterious-

闇夜に浮かぶBlue Sapphire

出典:BLUE SAPPHIRE/HIROOMI TOSAKA

一瞬の前奏の後にすぐにサビに入る曲の構成になっています。サビは同じ歌詞で4回歌われ印象的なテーマになっています。

「So why(なぜ?)」という問いに答えるように、いつも謎を「解き明かして」くれる名探偵コナンくん。決めゼリフは「真実はいつもひとつ」。まさに「真実-Answer-」をもつコナンくんを表したような歌詞です。

「So bright(とても聡明な)」人物(おそらくコナンくん)の「その拳に秘め」られた事件を解決する神秘の「幻想-Mysterious-」。

映画を見る前は「その拳」から空手家・京極真のことかな?とも思っていましたが、映画内で怪盗キッドがコナンくんへ向けて言う「解き明かしてくれよ名探偵・・・謎めいた拳の中身をな」というような台詞から、名探偵コナンくんに向けた歌詞に聞こえるようになりました。

闇夜に浮かぶBlue Sapphireとは?

シンガポールの「闇夜に浮かぶBlue Sapphire」のような宝石“紺青の拳”

単に宝石を表現しているだけかもしれませんが、SNSなどを見ると「Blue Sapphire」が登場人物を比喩しているという意見もあります。

前行までがコナンくんを示した歌詞っぽいのと、応援上映のサイリウムなどのイメージカラーでコナンくんが青色なことからコナン=「Blue Sapphire」くんと言う意見がみられました。

また、「闇夜に浮かぶ」という歌詞から闇夜を華麗に飛ぶ怪盗キッド=「Blue Sapphire」という意見もありますし、空手トーナメントに「紺青の拳」が関わってくることから京極真=「Blue Sapphire」という考えもあります。

聴く人によっていろいろ想像できるのが名曲だと思っているので、この場合は「真実はひとつ」でなくてもよいのかもしれません。

引き寄せられた運命で巡り合うのは誰?

(So why)
引き寄せられた運命が
(So bright)
輝くたびに巡り合う
闇夜に浮かぶBlue Sapphire

出典:BLUE SAPPHIRE/HIROOMI TOSAKA

続いてサビ後半です。

「So why(なぜ?)」引き寄せられるのか?運命で引き寄せられるのは誰(何)なのか?

今回の映画のサブタイトル(煽り文句?)は、「真実vs奇術vs蹴撃 雌雄を決する三位一体バトルミステリー」です。(「紺青の拳」公式サイトより)

公式的に真実=江戸川コナン/工藤新一、奇術=怪盗キッド/黒羽快斗、蹴撃=京極真という設定ですので、この3人が「運命に引き寄せられる」ようにシンガポールに集結するとするのが素直な解釈です。

しかし、運命というと恋愛的な意味も思い浮かびますので、新一×蘭もしくは真×園子などの公認カップルのことかもしれません。

また、「So bright(とても明るく)」秘宝が「輝くたびに巡り合う」・・・そう考えると「運命に引き寄せられる」のは、宿命のライバル同士であるコナンとキッドまたはキッドと京極真とも考えられます。

また「財宝と怪盗」「謎と答え」など概念的なものとも考えられます。

こちらも自由に捉えられる表現になっていて想像が膨らみます。

BLUE SAPPHIREのもう一つの意味

繰り返し歌われる「闇夜に浮かぶBlue Sapphire」という歌詞。

名探偵コナンの世界観で考えると「Blue Sapphire」=「宝石」「コナン」「キッド」「真」などの意見がありましたが、楽曲提供のHIROOMI TOSAKAの世界線では「Blue Sapphire」は何を意味しているのでしょうか?

登坂のソロプロジェクトで示す「BLUE SAPPHIRE」の意味を考えることで、名探偵コナンの世界観でもまた違って見えて来るかもしれません。

以下は「BLUE SAPPHIRE」制作についてのHIROOMI TOSAKAへのインタビュー記事の抜粋です。

登坂:「BLUE SAPPHIRE」は、-中略-「SUPERMOON」の中の楽曲のひとつなので、ソロプロジェクトを象徴する“月”を歌詞に入れて、上手くクロスオーバーさせて表現していきました。一番こだわった点でいうと、どちらに偏るわけでもなく、自分の世界観を出しつつ、映画の世界観を保っていったところだと思います。

出典:モデルプレス

楽曲提供の登坂は、名探偵コナンの映画の世界観と自分のソロプロジェクトの世界観をクロスオーバーさせたと語っています。

名探偵コナン主題歌「BLUE SAPPHIRE」は、「SUPERMOON」というシングルCDに収録されています。

SUPERMOON(DVD付)収録曲
・SUPERMOON
・BLUE SAPPHIRE
・UNDER THE MOONLOGHT

インタビューにあるとおり、HIROOMI TOSAKAのソロプロジェクトは“月”をテーマにしています。また、CDのカップリング曲である「SUPERMOON」では、「スーパームーン」の時に近づく月と地球が恋愛的に表現されています。

ソロプロジェクトの世界観では、重力により「引き寄せられた運命」の地球と月が、月明りが「輝くたびに巡り合う」という、月と「BLUE SAPPHIRE」=青い地球の恋愛物語が浮かんできます。

月下の奇術師とFULLMOONソロツアー

Secret in the moonlight

出典:BLUE SAPPHIRE/HIROOMI TOSAKA

間奏のように入っている「Secret in the moonlight」のフレーズ。

「Secret in the moonlight」は直訳すると「月明りの中の秘密」になります。コナクラ的には必然的に月下の奇術師・怪盗キッド(黒羽快斗)が思い浮かぶ歌詞です。

またHIROOMI TOSAKAのソロプロジェクトのテーマである“月”とクロスオーバーした歌詞とも言えます。

実は名探偵コナン主題歌「BLUE SAPPHIRE」のMV映像は、HIROOMI TOSAKAの2018年ソロツアーで流れていた映像の「続編」だったりします。

こちらの「"FULL MOON" ~UNDER THE MOON LIGHT~」という映像です。

まるで怪盗キッドのようなストーリーですが、名探偵コナンの主題歌の依頼が来る前に制作された映像ということですから、すごい偶然です。

ただ、この映像に続くかたちで「BLUE SAPPHIRE」のMVが作られていますので、「BLUE SAPPHIRE」のMVが今回の映画の準主役級である怪盗キッドを意識して制作された可能性は考えられます。

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名探偵コナン主題歌 BLUE SAPPHIREの歌詞の意味【Aメロ】

次にAメロをみていきます。

眠らない夜の2つの意味

蜃気楼が揺れるパノラマのSunset
眠らない夜へ誘う
街風のFlavorとリズムにHeat up
熱い予感に高鳴る胸

出典:BLUE SAPPHIRE/HIROOMI TOSAKA

「蜃気楼が揺れるパノラマのSunset(夕日)」に照らされたシンガポールの街に、事件が勃発して「眠らない夜」がやってくる。街風とともにやってくる謎を解くカギとなりそうな「Flavor(匂い)」に、推理が確信に近づき「Heat up(過熱)」していく様子が思い浮かぶサスペンス感のある歌詞です。

また捉えようによっては、恋人たちの揺れる心情やドキドキする感情を歌ったラブストーリー感のある歌詞にも聴こえます。

「眠らない夜」という表現は、カップリング曲である「SUPERMOON」にも「I'ma all nighter Supermoon(和訳:僕は眠らないスーパームーン)」という表現があり、ラブラブな恋人たちの夜が歌われています。

Flip Sideの示す裏面とは?

月明かりが闇を照らすように
探り合うFlip side(Flip side)
戯れに揺れる影と踊るよ

出典:BLUE SAPPHIRE/HIROOMI TOSAKA

「月明り」というと前述した間奏部分の歌詞「Secret in the moonlight(月明りの中の秘密)」が思い浮かびます。

「月明かりが闇を照らすように」秘密が照らし出され、隠されていた「Flip side(裏面・対照的な面)」を探り合う。

対照的なものというと、月明りと闇、真実と嘘、真相と偽装、信頼と裏切り、愛情と憎悪、光と影などでしょうか。表面と裏面がまるで「踊る」ように「戯れに揺れる」ロマンチックな情景が伺われます。

BLUE SAPPHIRE/HIROOMITOSAKAの歌詞の意味【Bメロ】

もっとも意味深と思われるBメロ。名探偵コナンとHIROOMI TOSAKAの両サイドで過去作品と関わりを感じる歌詞です。

真っ白な薔薇の棘の花言葉

駆け引きのジレンマ
二人を阻む真っ白な薔薇の棘

出典:BLUE SAPPHIRE/HIROOMI TOSAKA

ジレンマとは「二つの相反する事柄の板挟みになること」という意味です。(参照:デジタル大辞泉

「二つの相反する事柄」というと、前述の「Flip side」で示す表面と裏面が思い浮かびます。

そして、二人を阻む「真っ白な薔薇の棘」。名探偵コナンの世界観では、白は怪盗キッドのイメージカラーになります。

また、白いバラと、バラのトゲには以下の花言葉があります。

・白い薔薇・・・純潔、私はあなたにふさわしい、深い尊敬、純潔、清純

・薔薇の棘・・・不幸中の幸い

参照:https://www.weddingpark.net/magazine/2221/

また、白色の薔薇は「婚約した人や結婚した人へ贈るのにふさわしい花」とありました。歌詞中の意味はいまいちわかりませんが・・・。

鏡の中にある2つの過去作

届かないほど燃え上がるFeeling
鏡の中手を伸ばして

出典:BLUE SAPPHIRE/HIROOMI TOSAKA

事件の解決、勝負の勝敗、恋愛の行方など「届かないほど燃え上がるFeeling(感覚・感情)」。そして「鏡の中」に手を伸ばす。

「鏡」といえば、2015年の劇場版「名探偵コナン 業火の向日葵」の主題歌「オー!リバル/ポルノグラフィティ」が彷彿としてきます。

オー!リバル お前は誰でもない 鏡の向こう側
この姿を映してる ありのままにただ演じているだけ

出典:オー!リバル/ポルノグラフィティ(「業火の向日葵」主題歌)

2015年主題歌では、鏡の向こう側にいた「お前」が、今回2019年の主題歌では、鏡の中に手を伸ばしています。2015年の鏡の向こう側より近づいた存在を感じられます。

また、HIROOMI TOSAKAのソロプロジェクトの過去曲である「FULL MOON」のMVでもまさに「鏡の中に手を伸ばす」映像があります。

「FULL MOON」MV(3:53くらいから鏡のシーン)

「BLUE SAPPHIRE」の「鏡の中」との関連は不明ですが、カップリング曲の「SUPERMOON」が満月(FULLMOON)の一種と考えると何か繋がりがあるのかもしれません。

同じ夢を描く僕らとは誰か?

瞳閉じて心開くように
重ね合うFlip side(Flip side)
僕ら同じ夢を描くよ

出典:BLUE SAPPHIRE/HIROOMI TOSAKA

「瞳閉じて心開くように」・・・まるで「覚醒」のような表現です。
HIROOMI TOSAKAはソロライブのテーマで「FULL MOON、そのとき月は覚醒する…」という一文があります。参照:FULL MOONツアー2018

覚醒した月(FULLMOON)と重なり合う対照的な「僕ら」。ソロプロジェクト的には月と地球、もしくは月と太陽などが考えられます。

また「僕ら同じ夢を描くよ」とありますので、名探偵コナンの作品では、同じ夢を描いているというと新一と蘭、京極と園子、コナンとキッドなどでしょうか。

BLUE SAPPHIRE/HIROOMITOSAKAの歌詞の意味【Cメロ】

最後に、Cメロ(曲に構成に詳しくないので「Cメロ」でよいのか微妙ですが)の歌詞について考えていきます。

Blue moon(ブルームーン)の意味

宝石-Jewelry-を散りばめたような
目眩く街で
たったひとつ君の煌めきへと
導くBlue moon night

出典:BLUE SAPPHIRE/HIROOMI TOSAKA

「名探偵コナン 紺青の拳」のラストシーンでは、シンガポールの夜景の映像とともに「宝石-Jewelry-を散りばめたような目眩く街」の歌詞が流れていました。

また「たったひとつ」というと、またしてもコナンくんの名ゼリフ「真実はいつも1つ」が思い起こされます。「目眩く街」(シンガポール)で、頭脳が「煌めき」、謎を解く糸口が見つかり、最終的に事件が解決へと「導かれた」。

「Blue moon night」のブルームーンとは、一般的にはひと月に満月が2回ある現象のことです。また単に「青く見える月」をブルームーンという場合もあります。

※あまり日本では馴染みがありませんが、春夏秋冬の季節の中で4回満月がある場合の3回目の満月を差す場合もあります。

HIROOMI TOSAKAのソロツアーでは「青い月」が表現されているので、「Blue moon night」とは文字通り「青く見える月の夜」を差していると思われます。

ただ文章としては、「2回目の満月の夜に、君の煌めきへと導かれる」としても意味が通じますね。

BLUE SAPPHIREの歌詞の意味まとめ

劇場版「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」の主題歌「BLUE SAPPHIRE / HIROOMI TOSAKA」について考察してみました。

さまざまな考察の材料を集めただけで、結局、歌詞の意味はよくわかりませんでしたが・・・^^;

まあ、むしろいろいろな情景を浮かべられるのは主題歌としては素晴らしいことだと思います。

好きなシーンに当てはめて想像の世界観を楽しんでみてください!

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