いらない洋服やいらない貰い物など、家の中には不用品がいっぱい!
断捨離してスッキリしたいけど、何から始めたらいいのかわからない。
そんな時は、まずフリーマーケットに出品してみてはいかがですか?ヤフオクやフリマアプリで1つずつ売るのもよいですが、公園やイベント会場でのフリーマーケットは1日で売れてスピーディです♪
フリマ歴21年!今日もフリマに出店してきたアズミちゃんネルが、フリマの始め方や高く売るコツをご紹介していきます。
フリマ出店初めてガイド!当日までの準備
まず、出店当日までの準備についてみていきましょう。
フリマにおすすめの季節と日程
フリマのベストシーズンは春と秋です。
屋外イベントなので、できるだけ寒くもなく暑くもない時期がベストです。
真冬や真夏は、お店を出す方も、お客さんとして来るほうも暑い寒いで足が遠のきます。
また、気候が暑くも寒くもない時期は、暑い時に着る服も、寒い時に着る服も売れる可能性を秘めていて、売上をあげやすい時期でもあります。
春や秋の中でも一番ベストな日程は以下です。
・春:3月後半(4月初旬でもOK)
・秋:9月後半(10月初旬でもOK)
春の場合はまだコートやセーターを着ることもあるけど、春服や夏服が欲しい!
秋の場合は、まだTシャツなどを着ているけど、秋服や冬服が欲しい!という時期です。
フリマ出店におすすめの場所
全国各地でフリーマーケットを開催している団体がありますので、その団体へネットや電話から直接申し込みます。
「フリマ 東京」「フリマ 大阪」など地名を入れて検索すると、各地のフリマ開催情報を探すことができます。
フリマ会場がたくさんある場合の選び方は、もちろん来場者数が多いことは大前提ですが、個人向けのおすすめのコツをご紹介します。
業者の少ない会場
フリマの出品者には、個人の他に、不用品業者がいます。
個人はどうしてもプロの不用品業者に品数や店構えが負けがちです。
なので、できるだけ業者がいない会場がよいです。
業者が少ない会場とは、「プロ不可」としている会場や、車出品不可の会場です。(地方の場合は、車出品不可でも個人向けのところも多いです)
自分の出品物に合った会場
フリマ会場によっては、「手作り品不可」「高級ブランド物(シャネルなど)は要証明書」「プロ不可」などいろんな制限がある場合がありますので、事前によく確認しておきましょう。
また、自分の出品物に人気ブランド品が多い場合は、そのブランドの価値がわかる人が多くくる場所がおすすめです。(東京なら「代々木公園」など)
逆に、自分の出品物がノーブランド品が多い場合は、近所のおばちゃんやおばちゃんやおばちゃんの多い場所がおすすめです。(東京なら「光ヶ丘公園」など)
フリマでよく売れる品物
当然ですが、春のフリマでは春物と夏物、秋のフリマでは秋物と冬物が良く売れます。
しかし、春でも寒いと冬物が売れたり、秋でも暑いと夏物が売れたりします。
その他、未使用のタオルや石鹸や皿などは、季節に関係なく売れます。
フリマ出店で高く売るコツ
せっかくフリマに出品するなら、できるだけ高く売りたいですね。
高く売るための工夫と、価格設定について確認しておきましょう。
フリマの相場と値引き交渉
フリマの相場は、お店で新品で買った価格(定価)の10分の1です。
ただし、新品同様や未使用品の場合は定価の4割~6割くらいで売れることもあります。
ボロいものや、ガラクタは10円、20円でしか売れない場合もあります。
フリマでは値引き交渉されるのが一般的ですので、始めは高めの値段を設定しておいたほうがよいです。
実際の例を一つあげてみます。
(例)定価3000円の中古品の場合
・フリマの相場:定価÷10=300円
・最初の設定価格:フリマ相場×2倍=600円
・値引き交渉に応じる額(開店当初):最初の価格-2割=500円まで
・値引き交渉に応じる額(昼前後):最初の価格-5割=300円まで
・値引き交渉に応じる額(閉店真際):自分が許せる極限まで
まあ、あくまで例ですので、お客さんの「欲しそうな度合い」や自分の「売り残したくない度合い」と相談して、上手に楽しく交渉しましょう。
「売り残したくない度合い」が高いものは、最初から値下げして売り出したり、「100円均一コーナー」を作って売り払ったりも、全然ありです。
フリマで高く売るためのコツ
損しないためには、上記の値段設定に気を付けるのが第一ですが、その他のお店の工夫やコツについてご紹介します。
おすすめの商品陳列、並べ方
ゴチャゴチャのお店より、当然、綺麗に並べられているお店のほうが「高く」は売れます。
しかし、ゴチャゴチャのお店のほうが人が集客率がよい場合もあります。
(セール品ぽくて燃えるお客さんがいるようです。)
あまり整然と乱れなく並べられていると、「誰も見ていないお店」と判断されて、さらに誰も見てくれない傾向があります。
品物の種類や数にもよりますが、整然と並べてちょっとだけ崩しておくのがおすすめです。
さらに、商品を整理する時はお店側からではなく、お客さん側に行って整理します。
すると自分が「サクラ」になって、他のお客さんまで寄ってくることが多いです。
フリマに着ていくおすすめの服
フリマに出店する日の服装はカジュアルなもので構いませんが、自分の中で一番オシャレな恰好をして行きましょう。
フリマは基本的に「店子が着ていた物」を売っている人が多いため、店子の服装も結構チェックされています。誰でもダサい人より、カッコイイ人が着ていた服を買いたいですよね。
店長は自分ですので、ふざけたオモシロい恰好でも構いませんが、近寄りがたい怖い系よりは、近寄りやすい可愛い系のほうがおすすめです。
売り込みやお客さんへの声かけ
声出しは、ムリに大声でやる必要はありませんが、読書やゲームに没頭していてお客さんが来たことに気づかないと、そのまま去って行ってしまいます。
商品を見ている人や、手に取っている人がいたら、気軽に声をかけていきましょう。
ヒマな時は、お客さん側へ出て、お店の具合を客観的に見たり、商品の整理をしながらサクラになるなど、いろいろ工夫してみましょう。
サクラ、着ていく服装、軽い声かけなどをご紹介しましたが、売上上昇の正解は1つではありません。ボーっと売るのではなく、自分なりの「売り方」を模索していくのが一番のコツです。
フリマ出店の持ち物・必需品情報
アウトドアで開催することの多いフリーマーケット。
紫外線対策や、緊急食などの準備をしておくと、快適なフリマを楽しめます。
フリマ出店の持ち物・必需品
最低限の必需品は以下の4点です。
1.レジャーシート
ブルーシートや最悪ゴミ袋を広げたものでも構いません。
商品を並べるシートが必ず必要です。
できればブルーシートの上に布をひいたり、シンプルでちょっとオシャレなレジャーシートをひくなどして、お店のディスプレイにも気を配りましょう。
2.おつり(釣銭)
おつり用の小銭が必要です。前もって銀行や郵便局へ行って両替している人もいるようですが、個人で出店する量ならそこまでする必要はないと思います。
当日の朝、コーラなどを買って1000円~2000円分くらいを崩しておけば充分です。
だいたい、来るお客さんも小銭を持ってきていますので、売れれば徐々に小銭だらけになっていきます。
3.ペンとメモ帳(もしくはガムテ)
前日までに、商品の値札付けをしてきてもよいですが、そこまで大量の商品でないなら、当日売りながら値札をつけるのもアリです。
私の場合は、面倒なので、ガムテや養生テープを切って、そこにペンで値段を書いて直接商品に張り付けています。
ガムテが強力すぎると二度と剥がれなくなるので、養生テープのほうがおすすめです。ただ、直接貼り付けるとイヤがるお客さんもいるかも??しれないので、100均などで値札を買って綺麗に張り付けてもよいでしょう。
メモ帳(もしくは画用紙など)は「100円セール」などを大きく掲示するのに使います。
メモ帳とペンで、自分用に売上金額を簡単にメモって置くのもおすすめです。
4.商品を入れる袋
商品が売れた時に入れてあげる袋があったほうがよいです。
家にある紙袋やビニール袋をたくさん持ってきておきましょう。
どうしても家にない場合は「すみません、袋ありません」でも済まされますが、手ぶらで来る近所のお客さんなどもいるので、可能なら準備しておきましょう。
フリマ出店の持ち物・あったら便利なもの
必需品4点の他に、以下のものがあると便利です。
・折り畳みイス(100円均一などで売っているもので十分)
・飲み物や食べ物(お客さんが来ていると、なかなか店から離れずらくなることがあります。当面の渇きと飢えを満たすものは持参したほうがよいです。チョコレートは溶けるので注意です。)
・ゴミ袋(自分のゴミを捨てる用)
・お手拭き
など。
まとめ
フリマ出店が終わって家に帰ったら、その瞬間から次回の出店準備は始まっています。
売れ残った商品があれば、整理して次回のフリマに備えましょう。
次回売れそうにない商品は容赦なく捨てるのもアリです。
フリマ専用ボックスを設定して、半年の間に不要物が出たら、すぐにそのボックスに入れていきます。そうすると、そのままフリマへ出かけられます。
それでは、準備を初めてくださいwww